白百合幼稚園(福島)

 1983年開園
 理事長・園長:塩谷恭子(しおややすこ)
 福島県福島市八木田字並柳141
 tel. 024-546-8976
 fax.024-546-8999

スズキ・メソードで、幼稚園時代にこの上ない感性を育てたい。

  

 鈴木鎮一先生より「どの子も育つ、育て方ひとつ」のお考えを建学理念とする幼稚園を創設するご許可をいただいて以来、福島・白百合幼稚園は37年目を迎えています。昨年度スズキ・メソードのヴァイオリン科指導者を本園にお迎えし、保育の中でグループレッスンを中心にヴァイオリンを教えていただくことになり、いよいよ長年の夢が叶えられた思いで、今、感無量です。

 
 スズキ・メソードの幼児教育指導法は、「音楽の専門家を育てることではなく、立派な社会人を育てること」という鎮一先生のお言葉を軸に据え、田中茂樹先生のご著書「落伍させない教育法」を園内研修の教材として輪読し、スズキ・メソードでは基本的な保育形態とも言える「異年齢児混合クラス編成」、いわゆる「縦割り保育」を本園は創立以来、実践してきました。幼稚園教育要領の視点からすると、応用的プログラムに過ぎない「縦割り保育」ですが、鈴木先生の教育哲学に沿った幼児教育の立場からすれば、真に幼児の健やかな発達と成長を願う、理想的な幼児教育保育の環境であると確信して、五里霧中で幾星霜を駆け抜けてきました。
 
 スズキ・メソード幼児教育研究会では、毎年夏に松本で加盟園の教員を中心に研修を重ねてきていますが、ちょうど夏期学校が開催される最終日に合わせての研修日程になっているので、最終日のお別れ演奏を研修に参加した教員にはなるべく見聞するように、研修日程を組んでいます。乳児から小中学生の子どもたちが指導曲集第1巻の「キラキラ星変奏曲」に至る練習曲を一斉に演奏する会場の雰囲気は、参加した教員は一様に感激します。
 
 「どの子も育つ、育て方一つ」という幼児教育の内容に、本物のヴァイオリンに触れ、弓を握って音を出す、その音色に耳を傾けて美しい音を弄っていく、このことを幼稚園時代の幼い頃の体験とすることこそ、幼稚園時代にこの上ない感性を育てる機会となる、ことに通じるのではないでしょうか。
 
 本園はこの秋に園舎を改築して認定こども園になるので、0歳から6歳までのトータルな幼児教育保育を実践していく中で、子どもたちが弾く「キラキラ星変奏曲」の「タカ・タカ・タッタ」が聴こえてくる素敵な保育環境が実現するのかと思うと、今から楽しみです。

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